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ジュラシック・ワールド炎の王国が死ぬほどつまらないので、作った奴ら全員座らせて説教したいし、ラストの結末もひどいし、メイジーという子供もうざい【ネタバレ感想】

今度テレビで放映するようなので一筆

タイトルにもある通り大変申し訳ないですが今からジュラシックワールド炎の王国をめちゃくちゃにディスらせてもらいます。この作品が好きな方や嫌な気持ちになりたくない方は絶対にプラウザバックしてください。そして、ジュラシックパークシリーズを見たことない人もネタバレが嫌であれば、バックして下さい。トレーラーの滑落を防ごうとした英雄エディくらいバックしてください。

正直、この作品は世界中の皆様からは大変気に入られており、大好評の嵐です。そのため、この映画に対して異議申し立てをしようとしている私は超少数派です。てか過激派です。

なので、私がこの映画について物申しても誰にも共感してもらえませんでした。その悲しみの反動から、炎の王国アンチ代表として今からここにディスりを綴らせて貰います。この映画は間違いなく「ひどいし、つまらない」そんな同士をずっと私は探してます。そして見つけた際には、ブラキオサウルスを初めて生で見たグラント博士くらい驚いてみせます。

 

さて、リニューアルした前作のジュラシックワールドも、主人公とヒロインが余裕でキスとかするし、恐竜に喰われたり踏まれたり以外の死因(ヘリコプター墜落事故)があったり、何か違うなって思ってましたけど、今作については最早ジュラシックパークシリーズじゃないと思いました。

前半は自然災害映画、後半はアクションスパイ映画を観ている感覚に陥ったのは私だけでしょうか?

ていうか作品時間の半分以上がパーク(島)に滞在していなかったという謎の試みをしており腹が立ちました。せっかく炎の王国というダサいサブタイトルを日本がつけてるにも関わらず炎の王国の滞在時間が非常に短いです。上映時間が約120分に対して島にいた時間がリアルに20分くらいでした。え、これ作った奴ら頭おかしいの?

ていうか上映時間のほとんどがロッグウッドの豪邸内を舞台としており、なんならパークにいるときも、いちいちロッグウッド邸のカットが入ります。観客としては殆どロッグウッド邸を観ている気分だったので、余裕でタイトル詐欺です。今からでも遅くないから「ジュラシックワールド ロッグウッドの豪邸」に名前変えろよマジで。

それくらい上映中は広い豪邸を見せつけてきます。広い玄関、階数の高いお家、広い庭、恐竜のオブジェの数々、地下室、家なのにエレベーターがある等、庶民の我々にこれでもかと言うくらい豪邸のスペックを見せつけてきます。

これは一種のモデルルーム見学映画なのか?と思うくらい豪邸をアピってきます。お前らもこういう家に住みたいだろう?という監督のメッセージがひしひしと伝わってきて、1Kに住んでる俺を煽ってるのかと思いました。

そして今回の裏スポンサーはハウスメーカーで間違いないです。なので、この映画はモデルルーム見学場のモニターで流すべきです。

ってくらい後半は豪邸がフィールドとなり話が進みます。

そして以下ネタバレとなりますが、ネタがバレた所で、だから?って感じなので、どうでもいい方は読んでも構いません。


一応、ネタバレが嫌な方はお帰り願います。そして重複しますがジュラシック・ワールド炎の王国が好きだよという方もプラウザバックしてください。え、てかまだいたんですか?早く帰ってくださいよ。何故なら今からメチャクチャにディスります。けど、これは愛ゆえにのディスりです。ジュラシックパークシリーズに対する歪んだ愛情が生んだディスりなので許してほしいです。ティムとレックスが食べていたプルプルの緑色ゼリーをあげるから許してほしいです。あれめちゃくちゃうまそうじゃないですか?
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さて、話を戻します。

あ、すみません

まず、ディスる前に、褒めたいシーンがあります。

それがこの映画の見所なのですが、最初の10分くらいです。起源にして頂点です。

このシーンが一番ジュラシック・パークシリーズを見てる!!と思うシーンでしたし、シリーズへのリスペクトも感じられました。

ジュラシックパークシリーズは、毎回序盤にサブ恐竜を出して被害者を出すのが通例でした。1はラプトル、2はコンプソグナトゥス、3はプテラノドンジュラシックワールドはこれが無かったからスッゴイ糞だなと思いました。その点、炎の王国は評価できます。

 

正直ジュラシック・パークシリーズってメチャクチャ金のかかった人食いパニック映画だと私は思ってます。(一応各作品にはそれぞれのテーマはあると思いますが)

それが好きでした。ここが世間の皆様と私の評価がズレてる原因だと思います。私はジュラシックパークシリーズを人喰いパニック映画として見てきましたが、大衆の方たちは、きっと夏の娯楽映画として見てるんですよね。。?ぶっちゃけ、ポケモン映画と同じジャンルにカテゴライズしていませんか。。?私個人のクソ偏った考えですが、ジュラシックパークシリーズはポケットモンスターではなくモンスターパニック映画です。この夏、最大の冒険なんか待ってません。

他にも、なんで島に行くのか?どうやって島から脱出するのか?どんなシチュエーションで恐竜に襲われて食われるのか?私はこれが好きだったんです。特に、車が襲われるシーン。トレーラーのシーン、飛行機のシーン。迫力あって本当に最高でした。手に汗握るとはこのことだと思います。

だからこそ今回序盤のTレックスとモサササウルスに襲われるシーン凄い好きでした。

 

その後はですね、とりあえず火山噴火するから、島に行って恐竜を救出するぜ!!って感じでしたけど。恐竜の恐怖よりどっちかというと火山の恐怖がメインになります。

監督がかつて自然災害の映画(インポッシブル)を撮ってることもあり、火山から逃げるシーンは普通に楽しかったです。

けど!!この映画はジュラシック・パークシリーズなんですよ!!!逃げる途中に恐竜とか出てきたんですけど、噴火によってどんどん死んでいきます。まぁ結局火山が凄い恐いってなります。

自然様の前では恐竜さんも無力ってことを言いたいんですか?

そんなことは我々も知ってるんですよ。絶滅しているのは周知のことですからね。

だけど、この作品はジュラシックパークシリーズですよ?このシリーズにおいて恐竜は絶対的な存在として扱わなくてはいけないのではないでしょうか?仮にも旧シリーズの3作品では「恐竜マジやべぇ。。」と思わされる演出でしたよ?人間は恐竜には勝てない。そういう図式で通ってきたはずじゃないですか。それなのに「火山怖い。恐竜無力」みたいな演出して、普通になにしてくれてるんですか?

火山の怖さについてはボルケーノとかダンテズピークとかNHKプラネットアースとかでやってるので、アナタはやんなくていいんです。お引き取り願います。

そして、主人公たちは、ロストワールドのオマージュを挟みつつ命からがら船へ逃げ込みます。その時、ブラキオサウルスが叫びながら悲しそうに死にます。
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いや流石に可哀相すぎるだろ。まるで迷子が「お母さんどこおおおお(泣)」って泣いてるようでした。

ジュラシックパークでは、生で初めて見た恐竜として登場人物を驚かせたと同時に圧巻の映像で観客を驚かせたブラキオ先輩をむごい感じで殺しました。普通に悲しかったですし、怒りしかありません。あのさ。もう火山が怖いの分かったから、これ以上、恐竜の無力さを表現する描写を入れるんじゃねぇよ。

そっからは、怪我をしたブルーとかいう今作品のヒロインの輸血イベントを船中でやります。今度の舞台は船です。ジュラシック・シップの始まりです。ホントふざけんなタコ。

ちなみにブルーは恐竜(ラプトル)です。犬みたいに名前つけられてます。ちなみに、このラプトルという恐竜にはシリーズで累計20人くらいは殺されてます。頭の良い恐竜なので残虐かつ罠を使った方法で数々の登場人物が犠牲となりました。それを踏まえた上で、前作から思ってましたが、こちら側としては愛着なんか沸かないですし、ラプトルは恐ろしい脅威的な存在としか見れません。

パーク創設のエンジニアメンバーであるアーノルドさんを腕だけにして殺害
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パーク創設の恐竜飼育員のロバートを罠にハメて殺害
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ローランドの右腕であるアジェイやその他ハンター大勢を密林から忍びより大量殺戮
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広告代理店の営業マンである心優しきユデスキーさんに至っては、重症を負わされ罠として利用されたあげく、首を折られました。
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そんなラプトルを仲間として見れるわけねぇだろ!!!奴らはどこまでいっても人間の敵なんだよ!!いくら「ブルーは特別だ。」とか言ってほのぼの成長記録ビデオ見せられても、こちとらユデスキーさんの最期知ってるしマジで許してねぇから。ほんとさラプトルを相棒的なものになんかしてほしくなかったです。ごめんなさい、もしかしてポケモンですか?

そして、輸血イベントも終了し、ロックウッド邸に場面が移ります。

そうです。ここからがこの映画の真骨頂。
ジュラシックホームが始まります。

「Welcome to jurassic home」と亡きハモンドも天国で言ってることでしょう。やかましいわボケ。さぁハウス映画の始まりです。

そして007かよってくらい各国の悪い金持ち達がロックウッド邸に集まります。

なぜこんなに悪い金持ち達がこの豪邸に集まっているのか。なんと恐竜競りをやるためです。もう一度言います。「恐竜競り」です。「オレこの恐竜ほしい!」「ボクあの恐竜がいい!」とやるわけですが、小学校低学年の休み時間を見せられてるようでした。あと現実問題、それ競り落として、どうするの?どこに置いておくの?ちゃんと世話できるの?お母さん散歩とかしませんからね?「肉食恐竜がほしい!」とか言ってる奴ら結構いたけどバカなの?もしかしてハムスター的な動物だと思ってる?

そんな糞競りが始まったわけですが、そこには初期作ではモブキャラだろと思ってたのにワールドから急に格上げとなったBDウォンもいました。ウォンくんの考えた最強恐竜「インドラプトル」も競りにかけられてマジギレです。てかネーミングがダサすぎてヤバいです。インド生まれのラプトルって感じです。

そしてこのインドラプトルを生物兵器として使用されることを目論んでいるのですが、戦わせ方がアホすぎて危なく爆笑するとこでした。

競り司会者「まずはレーザーを攻撃したいターゲットに当てて、ロックオンし、攻撃スイッチを押します」
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レーザーのスイッチを押すと、ターゲット目掛けて襲いかかるインドラプトル

f:id:abmayo18:20220619142548j:imageいや、スナイパーライフルで良くね?

司会者も普通に「まずはターゲットにレーザーを当てます」とか言ってるし。その時点で撃てば良くないですか?え、馬鹿なの?なにこれ、それとも俺がヤバいの?

そして、恐竜競りの主催者にカメラが移る。

f:id:abmayo18:20220619143043j:imageドヤ顔である。

アナタはなぜその顔ができる?

ここは恥ずかしがるところだぞ。

さすがにこれは、競りの参加者もキレてるんじゃないんですか、、?

f:id:abmayo18:20220619143648j:image参加者「2000万ドル!(20億円)」

普通に吹いた。

この映画のタイトルは「ジュラシック・バカ」へと直ちに変更したほうがいい。

 

さて、ここからは更にハチャメチャです。なんと殺人事件が起きたり、競りを結構な時間見せられたり、主人公がアクションスパイ映画の主人公かってくらい人を殴りまくるし、前回同様に空気読めないところでキスシーン見せられるし、なんか女の子メイジーはクローン人間だったし、果たして、オレは今本当にジュラシックパークシリーズを見ているのか?と自問自答してしまいます。

そして、なんやかんやあって主人公たちは敵に見つかり檻に捕らえられ絶対絶命となっていました。でも安心です。何故なら隣の部屋にはパキケファロサウルスがいるからです。

 

呼んだら迎えに来てくれたり、やらせてくれたり、ヒモになってくれたりと都合の良い女のような恐竜パキケファロサウルスちゃんのお陰で、主人公はサクサクプレイ。口笛ひとつでお手のもの。主人公たちが捕まっている檻を壊してくれます。脚本家の甘えと怠慢がこのパキケファロサウルスに凝縮されていました。

そして、この脚本家の甘えサウルスこと、パキケファロサウルスちゃん。実はパキケファロサウルスじゃなくて、スティギモロクという別の恐竜でした。都合よく使ってたのは俺でした。ごめんねパキケファロサウルスちゃん。そして、コメントで教えてくれた方、ありがとうございました。
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そしてスティギモロクのおかげで競り会場もめちゃくちゃになり、良い感じに参加者たちが一掃されて静かになったところで、歯マニアの悪役おっさんが会場に再登場。目の前の檻にはインドラプトルが入っております。

それを見たオッサンはトイザらスで売ってそうなオモチャみたいな麻酔銃で、プシュっプシュっ。インドラプトルに直撃し寝てしまいました。

そして、ここから驚きのシーンが始まります。あろうことかインドラプトルの檻に何の迷いもなくスッと入るのです。いくら寝たとはいえ、狂暴で拘束もされてない得たいの知れない恐竜の檻に、コンビニでトイレを借りるくらいのテンションでスッと入るのです。しかもスッと入った理由は「インドラプトルの歯を抜いて、それを自分のネックレスにしたいから」

お前そのネックレスは流石にダサすぎるから檻に入るのはやめとけ。ダサいネックレスを作るためだけにこのオッサンは危険な檻にスッと入りました。

このシーンには思わず驚きを隠せなかったです。今でも鮮明に覚えていますが当時映画館の後ろの方からも微かな声で「えっ」というリアクションが聞こえてくるくらい衝撃のシーンでした。

でも仕方ないです。作品の構成上、後にこのインドラプトルを大暴れさせなくてはいけません。そのためには、こうするしかないのです。ダサいネックレスを作るために、このオッサンをスッと檻に入れるしかないのです。きっと脚本家も自分に言い聞かせるように同じことを言っていたと思います。

さぁ案の定、インドラプトルは狸寝入りしてただけでオッサンは秒で食べられちゃいました。ダサいネックレスのために命落とさせんなよ。

そしてここからは、主人公とヒロイン、女の子メイジーたちとインドラプトルの追いかけっこが始まります。

何故か知らないけどインドラプトルはメイジーを執拗に追いかけ回します。なぜインドラプトルは女の子をしつこいくらい追いかけ回すのか?

答えは簡単。インドラプトルがロリコンだから。

当時、もうこのアホみたいな理由で自分に言い聞かせるしかなかったんです。こうでもしないと理不尽かつ合理性の無いこの脚本に嫌気がさして私は劇場から飛び出してしまうところでした。そう。だから恐竜にもフェチがある。こうしてこの世界にまた一つ新たなトリビアが生まれた。

途中ジュラシックパークの名シーンであるラプトル追いかけっこのオマージュを挟みつつ。メイジーはホームということもあり、めっちゃ逃げ回ります。正直暗くて何をやってんのかよく分からないです。

そして、メイジーはエレベーターとか色々駆使して命からがらストーカーラプトルから逃げ切ったのに最終的に隠れた先はなんと「自分のベットの布団のなか」でした。いや、なんでだよ。散々、広い豪邸の中、見せつけてきて自慢してきたのに、なんでベットなの?それこそ檻の中に隠れるとか他にも良い隠れ場所もっとあったろうが。

このイカれた脚本を納得しイチイチ突っ掛からず作品を見終わるためには自分の脳ミソをバグらせてあげるしかないので「分かる!分かる!子供の頃、布団の中って最強だったよね!」と童心に返り歩み寄ってあげました。

結果、ロリコンラプトルに見つかる訳ですが。間一髪で主人公とブルーが助けてくれます。野生のポケモンから少女を助けるサトシとピカチュウかと思いました。

そんで、なんやかんや色々あって、ガラス張りの屋根の上に主人公と女の子は性獣に追い詰められます。

けどブルーが再度助けにきてくれます。ポケモンじゃん。やっぱりピカチュウみたいになってるよ。ここで、大変申し訳ないのですが、前段で私が書いていたことを訂正させてください。ジュラシックワールドのジャンルはポケモンでした。

そして、インドラプトルに飛びかかるブルー。重みでガラスが割れ、一緒に転落。空中でブルーがマウントを取ったので、ロリコンストーカーはトリケラサウルスの骨に串刺し。ブルーの勝利という感じに見せているが、誰がどうみても「トリケラサウルスって骨でも凄ぇ」と思わせてしまうシーンとなりました。
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しかし、これもコメントの方に教えて頂いたのですが、トリケラトプスのことをトリケラサウルスと書いてしまっていました。ジュラシックパーク3のカービーさんが言いそうな間違いをしてしまいました。申し訳ないです。そして、実はこの化石。これもコメントの方に教えて頂いたのですが、トリケラトプスの化石ではなく、アグジャケラトプスという恐竜の化石だったようです。大変失礼しました。恐竜図鑑買ってきます。いや、てか、ごめん。アグジャケラトプスって誰?あなたはなにをされている方なの?(和田アキ子

 

話が脱線したので、戻します。

 

インドラプトルは串刺しになったし、これで物語は終了かと思われたのですが、この作品まだまだ続きます。

なんと、島から連れ出してきた恐竜達を地下に閉じ込めていたのですが、その地下に毒ガスが蔓延してしまったのです!換気システムも使えない!残された手段は檻解除ボタンを押して助けるしかない!
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しかし、ボタンを押せば「恐竜は豪邸の外に出てしまい!一般人に危害が及ぶ!」でもボタンを押さなければ「恐竜は死んでしまう!」という糞ほど釣り合ってない天秤が出来上がってしまいます。楽勝なトロッコ問題です。

主人公たちはもちろんゲート解除のボタンを押さず「恐竜を見殺し」にする選択をしました。当たり前です。そもそも人間のエゴで勝手に生み出して、そして金儲けのため勝手に島から連れてきてるんですよ。本来であればとうの昔に絶滅している生物です。序盤でマルコム博士も「恐竜の今後は、火山に委ねるべき」と言ってましたが、私も同意見で今回の火山の噴火で死ぬべき存在だと思ってました。この毒ガスによる恐竜デッドエンドであれば私はこの脚本家をまだ許せます。

しかし、このあと大変な事が起こるのです。


なんとゲートが突然開いて、恐竜が豪邸の外へ逃げていくのです。なんだこれは、、ゲートシステムの故障?それとも脚本家の暴走?

主人公たちが後ろを振り向くと、なんということでしょう。メイジーがゲート解除ボタンを押していたのです。f:id:abmayo18:20220619202843j:image

え、コイツ何してんの?

細かすぎて伝わらないモノマネの落とし穴ボタンを押すくらいの軽ノリで押してるけど、バカなのかな?ことの重大さが伝わらなかった?

 

そして、ボタンを押したクソガキは衝撃の一言をドヤ顔で言い放ちます。f:id:abmayo18:20220619222547j:image「私と同じクローンだけど、みんな生きている」

え、、と、、、はい?

あなたさっきから大喜利やってるんですか?その一言で、自分が犯した大罪を正当化できると思ってるの?一休さんのトンチみたいに言ってますけど、「あ、なるほど、キミと同じで、みんな生きてるよね(笑)こりゃイッポン取られた(笑)」って感じで許されると思ったの?許されるわけねぇだろ。大人を舐めるのも大概にしろよクソガキ。

しかも、つい数分前まで、自分と「同じクローン」のインドラプトルに殺されかけて悲鳴あげて逃げ回ってただろうがオマエ!!

そんでインドラプトルが串刺しになって死亡した直後にテメェ「ふぅ、助かったぁ」みたいな顔してたじゃねぇかよ
f:id:abmayo18:20220619203508j:imageいや、なにが「私と同じクローンで生きてる」だよ。インドラプトルが死んだ瞬間に安心しきった表情を見せたオマエが言えたことじゃねぇんだよホント。てか、お前と違うオリジナル達は死んでいいってことですか?おっけ。わかったよクソガキ。俺と殴り合いしようぜ。クローン・ウォーズを始めよう。

そんで、主人公たちはなんか「ま。しょうがねぇか。子供のやった事だし」みたいな感じで眺めてた気がする。

f:id:abmayo18:20220619204310j:imageさすがに叱れ!!!

そして、「私と同じクローン」たちは「私と違うオリジナルの人間」たちを食い殺しまくる。このメイジーとかいうクソガキ。ロストワールドのサラをも越える超S級戦犯でした。f:id:abmayo18:20220619204647j:image
その後、恐竜たちは元気に豪邸の外に逃げたしていったのでした。もう最悪です。逃げ出した恐竜たちをどうやって捕まえるのでしょうか?ここからが脚本家の腕の見せ所です。ここでキレイに落とすことが出来たら、私は今までの糞脚本を許します。

IQ50しかない私の脳ミソでは「米軍が頑張って捕まえた」位の答えしか見つかりませんでした。

さぁ物語は終盤です。確実に風呂敷を纏めなくてはいけないです。

そしてこの脚本家は最強の手段を用いて、ジュラシックワールド炎の王国を収束させるのです。

逃げ出した恐竜たちは、山を駆け回っていたり、海水浴場にいたり、空を飛んでいたり、ライオンと対面していたり、とにかくアメリカ全土に分布している様子が見受けられました。

「捕まえられなかったのか、、おいおいどうするんだよ、、どうやって終わらせるんだよ、、」そんな私の不安をよそに、マルコム博士が再登場。

そして衝撃のひと言
f:id:abmayo18:20220619210214j:image「新時代が始まります。ようこそジュラシックワールドへ」

エンドロールに突入

は?

なんと「これがホントのジュラシックワールド。なんつって」的な笑点チックな発言をしてそのまま映画を終わらせやがったのだ。山田くん。座布団全部持っていって。

エンドロール後は脚本家の謝罪VTRでも流れんのかなと思い、最後まで待っていましたが、プテラノドン的な恐竜が出てきました。お前がこの映画の脚本家か?それなら、こんなゴミクソ映画になってもしょうがないわ。むしろよくやった。

そしてその脚本家は街の塔に止まって。映画は終了した。当時、私は空になったポップコーンLサイズと氷水だけになったコーラLサイズを捨てて劇場を後にした。なにを言いたいのかというとポップコーンとコーラは作品が退屈でも味は変わらず美味いということです。

唯一の救いは、当時、このあとに見た「カメラを止めるな!」がメチャクチャおもしろかったことです。この映画を観たあとということもあり完成度の高さには糞ほど驚きました。

この1日で「ハリウッドの超大作」と「日本のC級作品」の相反する映画を観て改めて感じたことがあります。作品の面白さと製作費は必ずしも比例しない。少なくとも脚本は重要である、と

ジュラシック・ワールドを作られたスタッフ達は、ジュラシックパーク過去3作を見たことがないのでしょうか?こんな、めちゃくちゃにされてスピルバーグが可哀想すぎますし、ロストワールドラジー賞を捧げた奴らをホントに許しません。なぜ炎の王国はノミネートさえされてないんですかね?

それでも、ジュラシックワールドシリーズは世界中で大ヒット。大好評の嵐。私としては、かなり複雑です。ここまで読んで頂いた皆様。大変ありがとうございました。次のジュラシックワールド最新作はきっと面白いはずですので強く生きていきましょう。それでは。