2018年の話題作ようやく見れたぜベイベ。面白かったよこの野郎!
あらすじ:最愛の娘が殺されて既に数ヶ月が経過したにもかかわらず、犯人が逮捕される気配がないことに憤るミルドレッドは、無能な警察に抗議するために町はずれに3枚の巨大な広告板を設置する。それを不快に思う警察とミルドレッドの間の諍いが、事態を予想外の方向に向かわせる。
そして、ネット上で書きに書き尽くされまくってるスリービルボードのレビューを今更書く時代遅れのゴミクソバカ野郎とは私のことです。ちぃす。
さて以外ネタバレです。スリービルボードを観た人向けのレビューですので、未視聴の方はプラウザバックお願い致します。
とりあえず他の皆々様のレビューを見れば分かる通り解釈の広がる映画だと思います。
そんな中、バカ野郎のボクちゃんは「ふぇ~。人生の教訓になる映画だなぁ」としみじみ思いましたよ。はい。以下そう思った理由をダラダラと書き足らします。
さて、怒りは怒りを来すと動物園娘が言ったように、この映画怒りが滅茶苦茶連鎖します。見てる観客側としてはウワ!ウワァ!ワアアア!!ヴエゃア!?!!!って感じでぷよぷよみたいになります。
舞台は架空の田舎で、ミズーリ州エビング。やられたらやり返すことが法律で決まってんのかって位、とことん応酬し合う半沢直樹イズム全開の素晴らしい田舎町です。もしこれがどうぶつの森だったら名前はハンザワナオキ村です。これが怒り連鎖の原因でもあります。
さて、この連鎖を止めるのは誰なのか。。
【取り返しのつかないことをした人に対しても優しくした人】です。
特に署長の手紙とレッドには感動しましたよ。
署長の手紙に「逮捕できなくてすまなかった」「看板は良いアイデアだった」「看板と俺の死は関係ない。ただそう思うやつがいるだろうから殺されんなよ。はっはっはっ」「来月の5000ドルは俺が払う」「ディクソンお前は良いやつだ」とちくちくと胸に突き刺さる優しくて笑えるようなことを書いてくる訳ですよ。あと笑えると言えば、歯医者指ドリル事件のあとに「聞いたとき思わず面白いと思ったがそれはやめろ」と発言したシーンは普通に爆笑しましたね。
そして、レッド!!
お前凄いぞ。殺されかけた奴に対して、あそこでストローつきのオレンジジュースを差し出すお前は凄いぞ!心が腐ってるハンザワナオキ村出身の俺っちは、てっきりオレンジジュース入った瓶を顔面に投げつけて、唾でも吐き捨て小便でもかけてウ○コでもするのかと思ったよ。だからこそ、レッドのその行動には思わずハッとしたよ。そんなこと思った俺くそ野郎過ぎるだろ?って罪悪感たっぷりに思ったよ
とにかく!!個人的に一番感動したシーンはオレンジジュースストローです!オレンジジュースにストローさすだけであんなに感動するのは最初で最後だと思います
そういうことに感化されてか、ディクソンは犯人探し頑張るし、最強ミルちゃんは瓶で元亭主と動物園娘を殴らなかったし、怒りの連続が止まって、優しさの連鎖に変わっていきましたよね。最後は二人でドライブゴーゴーですよ。なにも解決してないかもしれないけど良い方向に向かいそうだったじゃないですか。
結局何が言いたいのかっていうとですね。怒りは時に判断を狂わせ、思い込みで更に色んな人を傷つける。そんなとき。誰かが優しさでその連鎖をストップさせなきゃいけないってことですよ。人生の教訓になりましたよ。
スリービルボードは映画の世界ですが、今回のこの怒りの連鎖って我々の現代社会でも起こり得ますよね?そんなとき、俺っちはオレンジジュースにストローを差して提供できるような優男になりたいわけですよ。てか最早、福士蒼汰とかになりたいわけですよ。
てことで、このクソっ垂れた救いのない世の中ですが、皆さんも優しさで怒りを包み込みましょう!!スリービルボードを見た皆さんなら分かるはずです!僕は明日から会社で早速実行しますよ!クソみたいな上司がいますが、ちゃんとドリルで指に穴空けて股間を蹴り飛ばし、窓から突き落とします!!そのあとにオレンジジュースにストローさして俺が飲みます。え?