はじめまして、にゃんにゃんです。
コーラだと思い飲んでみたらお茶だったという悲劇。料理をしていて砂糖と思ったら塩だったという悲劇。「なんだよ茶じゃないか。そうならばそうだと言ってくれ!」「うわっしょっぺぇ!!」皆さんも1度は経験したことがありませんか?
私はこの「オーロラの彼方へ」を観たとき、この悲劇と近い感覚を味わいました。悲劇の呼吸、一の型ジャンル違いです。
「オーロラの彼方へ」
あらすじ
「1969年、ニューヨーク上空に珍しいオーロラが出現した日、消防士フランクは救助を終え、妻ジュリアと6歳の息子ジョンの待つ家へと戻ってきた。親子3人の生活は幸福な輝きで満たされていた。ちょうどその日のオーロラのように。だが、その2日後、フランクは殉職する。息子ジョンは深い哀しみに暮れる。それから30年。再びニューヨークにオーロラが出現した日、ジョンはふと父が愛用していた無線機を見つける。そしてそこから男の声が聞こえてくる……。まるでそれは父と話しているようだった、、」
タイトルやあらすじの通りこの映画のジャンルはSF×ヒューマンと思いきや、サスペンス調も入ってくるのでそこを踏まえて鑑賞した方がより楽しめると思います。
私がレンタルで借りたとき、この作品はジャンル「ヒューマンドラマ」の棚に置いてありました。ところが、サスペンス色も入っているので観ているとき私は驚きました。「なんだよサスペンスも入ってるのかよ…そうならばそうだと言ってくれ」しかし、それでも面白い作品でした。
素晴らしい作品でも広告や宣伝方法を間違えると「なんだ〇〇のジャンルじゃないのか」「なんだよ予告編と言ってること違うじゃないか」など、作品を観る上で感じる必要のない思いが出てきてしまいます。
コーラとお茶はどっちも美味しいのに要らない先入観を与えると台無しにしてしまいます。「オーロラの彼方へ」は良い作品ですので、ちゃんとしたジャンル意識を持って観ていただきたいです。
SF×ヒューマン×サスペンスの「オーロラの彼方へ」面白かったです!